トイレの外し方

建築

こんにちは!

今回はトイレです。

前の主人が使用していたトイレがきれいだったので、そのまま使用しておりましたが、どうしても新しくしたいと思いmk-diy始動開始です。

これが現在のトイレ。

ウォシュレットも付いているし、まぁまぁ使えるかなと。

壁のクロス、床のクッションフロアは古かったので何度か新しくしたんですが、その時には便座もタンクも外し方がわからず、クロスを張るのにかなり苦労しました。

トイレのタンクがあって作業スペースが狭いんです。無理な体勢でクロスを貼るという笑

 

外し方をちょっと知っていれば、ホントになんてことありません。簡単に取り外せるんです!何となくやったことないことって怖いんですよね。調べるのも時間かかるし。

そして、

 

「水が漏れるのでは?」

「外したら復旧できないのでは?」

不安が高まります。

 

ここで紹介する事例はほんの一例ですが、外し方をご紹介します。

 

その前に、まずは古い便器のデメリットの説明です。いくつかある中でも私はこの2点でした。

 

1、一度に使用する水量が多い
今使用中の旧タイプ(1987年〜2001年)だと1回の洗浄水量13リットル、現在(2021年)の節水式だと4.8リットル。これは年間14.000円もお得になるそうです。
2、便器にフチがあり、見えない汚れが気になる

便器を変えたい一番の理由でした・・。

 

では、

解体します。

まずは水を止めます。壁(床の場合もあります)からタンクへ給水管が立ち上がり、途中細い管がウォシュレットへ向かっています。

 

この一文字の部分が止水の弁となっているので、マイナスドライバーで止水します。

これでタンクに行く配管と、ウォシュレットの配管に水圧がかからなくなりました。

 

次にやることはタンクの水を排水します。いつものように「ジャーッ」と2〜3回流してください。これでタンクの水がなくなります。

次は便器の中の水を抜きます。

これは、バケツと灯油入れポンプを使って「シュポシュポ」と抜いてください。

 

次はウォシュレット(便座)を外します。上の写真は既に外してますがどちらが先でも構いません。

まず止水した先の管には、水が入ったままですから、床を濡らさないようにバケツ&雑巾を用意します。

コンセントも取外したら、便器からウォシュレット(便座)を外します。下の写真のように、押しボタン式で外せます。

ここを押したら、

 

手前にスライドさせると外せます。下の写真はスライド後の一枚。白くて四角い留め具が見えてますね。

これで便器からウォシュレット(便座)が外れました。

 

次はタンクを外します。タンクはネジ二つで留まっています。下から眺めると。。

こんな感じ。

アップすると。

六角のナットで留まっています。今回の場合は六角のレンチが必要になりますが、最近のは手で(道具いらずで)外せる仕様になっているものが多いです。

外れました。

外した後はこんな感じでタンクの底から長ネジが便器に刺さるような納まりになっていることが確認できます。タンクが取れるとスッキリ!新しいトイレはタンクレスにしようかなぁ(^^♪

次は、いよいよ便器です。この便器は後方下部のネジ4つで留まっています。(現在発売されている便器は前方に1つ、後方に2つの計3つのモノがほとんどです。)

これが両サイドに2ケ所ずつ。

キャップの中にネジがあります。

ここでビットについて一つご案内。ビットは電動ドリルの先端に取り付けるための道具で、いろんなタイプがあります。ネジ穴の大きさについて、大きく分けて3つあるのです。左から3番、2番、1番のビットです。普段は2番がメイン、1番がたまに、3番はほとんど使用しません。でも今回は3番です。

これで便器は外れます。

後ほどトイレ新設のために壁から排水芯までの距離を測っておきます。

500mm位でした。今の新しいものは壁から200mmが基本です。

仕様を確認すると、405mm。これは405mm以上ということなので、500mmでもOKです。これらの数字はまた今度使用するとして、

この白い輪っかは、このさび付いている金具と便器を密着させているためのゴムみたいなものです。ベッタベタでした。げ。

今回使用した工具等です。

今回解体したトイレの図面はこちら。

次はトイレの施工編です!

 

 

 

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