ダウンライトの増設

建築

こんにちは!

今回は友人に頼まれたダウンライトの増設DIYです。

洗面脱衣室のダウンライト1つでは光量が足りず、もひとつ増設しました。

今回のポイントは2点です。

1、天井裏の天井下地(木材など)を避けた位置にダウンライトの穴あけができるか

2、近くにあるダウンライトから配線を持ってこれるか

これ以外は第2種電気工事士であれば問題なく施工できるかと思います!*資格がないと施行してはダメですからね!!

施行計画はこうです。

この手前のダウンライトから分岐して向こう側の洗面台直上の天井にダウンライトを増設します。

では1点目

ダウンライトを取り付けたいところに天上下地があっては、それぞれがぶつかってしまうので、下地探しで天井裏の木材を探します。

「ブス。」

これは単純に赤い柄に内蔵された針が入るか入らないかで下地の有無を見極めます。

ブスッ→スカスカ・・・下地なし

ブスッ→グリグリ・・・木材に当たり針が入りません

基本的に天井下地は壁際と、その他は455mm間隔で30mm幅の木材が入っています。このことと取り付けたい場所を考慮してブスブスするんです。

 

続いて穴あけです。

ダウンライトのほとんどが直径10cmの穴を開ける仕様になっています。コンパスで描き、ツッキリソー(先端の尖ったノコ)で穴あけしていきます。専用の電動工具もありますが今回は手ノコで^^;

穴が開きました。

かなり石膏ボードのゴミで汚れますから、床周りの掃除が大変なので、汚したくないものがあれば養生して望んでくださいね!

続いて、今穴あけしたところではなく、既存のダウンライトを外し、引っ張り出します。

このダウンライト(既存)から配線を延長して先ほど開けた穴まで新規に配線します。

延長するというのは、既存の配線は触らず、新規にケーブルを伸ばすということです。

延長用(分岐用)にダウンライトにはケーブルを増設する穴が用意されているので、ここから新規に開けた穴までケーブル(1、6mmの線が2本セットになったケーブル)を伸ばします。

この配線が意外に通らない。天井裏にはいろんな障害物があって、手探りでやるので引っかかってしまいます。ここには梁や天井下地、ケーブルなどがあるためです。

そこで少しでもやりやすくするために、配線通しを使います。

オレンジ色のが配線通しです。ケーブルよりコシがあって配線を抱かせて(テープで止めて)送ると送りやすいんです。それでも引っかかりますが、ないより格段に作業性は向上します。

これで通線できました。通すのに苦労したので、友人とちょっと盛り上がってしまいました。きたーって。

上の写真で、この様に先端をテープ(写真では黒い絶縁テープ)で巻いてケーブルを送ります。

次は既存のダウンライトにケーブルを繋ぎます。

次は新規のダウンライトにケーブルを繋ぎます。

剥いたケーブルの保護材(下の写真の白いチューブ)がダウンライトに付属していますので、あらかじめケーブルに通しておきます。

これで配線作業完了です。後は天井に接続するだけです。

出来ました!

点灯しました!

これで終了。

暗かった洗面台も明るくなりました♪

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