ナツツバキの幹

植物日記

明けましておめでとうございます。

2022年1月4日、世の中が動き始めました。今年の冬は仕事始めも強い寒気が居座り、日本海側は吹雪。太平洋側の年末年始はずっとお天気ですが風が強く乾燥しています。

雪国と関東では世界が違います。植物も早いドカ雪に驚いているかもしれませんね。

 

これは「江戸東京たてもの園」の

ナツツバキ

さびさびと葉を落とすも幹が美しい。

葉も花もキレイですが、幹は樹皮が灰褐色でサルスベリのように滑らかで新陳代謝により樹皮が剥げる。

冬は幹姿のナツツバキの観賞価値はとても高く、お寺や個人邸にも多く植えられている。

この自然な迷彩柄が大変美しいため、茶室の床柱にも使用されていることもしばしば。

幹の肥大と樹皮の乾燥による収縮により樹皮が離脱します。樹皮の剥がれ方はコルク層の厚さや、皮目の入り方などが影響するみたいです。樹木により、様々な剥がれ方があるのは、このようなことが樹木により異なるからだと思います。

以下の写真は2022年12月4日の様子です。やはり綺麗でした。

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